コンデンサー交換依頼の場合の注意点
各コンピュータ・電子パーツには、電解コンデンサーがあり、経年劣化により、
必ず、液漏れによる基盤配線の断線、基盤焼けが起こります
年式により、新品のコンピュータも販売終了しており、中古品が不良が多く、
もちろん、コンデンサーは劣化していますので、
車が不調になる前に 液漏れがなくても 早めにコンデンサーの交換をお勧めします
どの車種でもコンデンサーが破損する可能性はありますので、
特に10年前以上の車種は、コンデンサーの交換をお薦めします
目視では、液漏れがなくて、車に異常が感じられないとしても
実際は劣化しており、コンデンサー交換により、調子がよくなったという例もあります
エンジンコンピュータだけでなく、AT、ABS、エアフロ、スロットル・パワーステ・エアコン、メーター等の
各コンピュータの基盤のコンデンサーも液漏れ・基盤断線が、原因が多く、
コンデンサーだけを交換しても改善されなく、液漏れにより、基盤の断線修理や
経年劣化によるハンダクラック修正(接触不良になり症状がでたりでなかったりする)が必要です
個人だけでなく、ディーラ・ショップからのコンデンサーの交換依頼が多いです
一般的にコンデンンサー交換作業を行っている 105℃タイプは、自動車電装用のコンデンサーではありません
当社では、耐久性・信頼性のある国内メーカーの自動車電装用の125℃タイプのコンデンサーに交換致します
ただし、125℃タイプの規格のない品番のコンデンサーは、105℃に交換します
車種、パーツ、コンデンサー品番及び容量にもよりますが、
基本は、コンデンサー8個までの交換は、¥16500 9個¥18500 10個¥20500になります
注意、たまに個人の方が、ご自身でコンデンサーを交換される場合もありますが、重要なのは、液漏れによる断線修理になりますが
業務用のハンダの吸取機等を使用しないと基盤を断線させてしまい、更に基盤を悪化させていまいます
個人、他社で、以前にコンデンサー交換・修理跡が、1箇所でもある場合は、プラス¥5000の費用がかかりますのでご注意下さい
上記価格プラス代引送料¥2500(全国一律 北海道・沖縄は、¥3000になります)
純正は、105℃を使用している場合が多いのですが、ただ、同じ105℃に交換しても当然 また、壊れます
実際 交換後2〜3年で、破損した例もあり、走行時のエンジンコンピュータは、触れないぐらい熱くなる場合もあり
105℃タイプは、自動車電装用ではないので、膨張・液漏れ・破損するのです
また、105℃の長寿命タイプ(5000〜10000時間等)を使用しても温度が、10℃上がると寿命が半分になる為に
超寿命タイプよりも高温度のタイプに交換する事が、耐久性があるという事になります
従って、現在、105℃に交換している場合でも交換をお勧めします
コンデンサー交換により、症状が改善される場合もありますが、
コンデンサーが正常になり、他の劣化している・基盤配線・ICに負担がかかり、
逆にエンジンが始動しない、交換前よりも症状が変化・悪化する場合、
コンピュータの脱着・運送中のトラブルの原因により
コンデンサーを交換する前は、正常及び不調だったとしても車両・各電子パーツ等の一切の補償はなく
改善してあげたい気持ちで作業を行っていますが、ノークレームという事をご理解下さい
また、電装パーツのプラスチックケースが分解時に経年劣化及び硬化により、
プラスチックが割れる場合がありますが、動作には支障はありませんので、ご了承下さい
また、下記の症状がある場合 コンデンサー交換で、今までに改善する可能性は、約80%になります
もちろんトラブルには、色んな原因がありますので、コンデンサーを交換しても改善されない場合は、
コンピュータの基盤配線の断線・IC破損、車両側のトラブルが考えられます
1、エンジンチェックランプが点灯する
2、始動しない、始動性が悪い・アイドリングがハンチング・ストールする
3、加速不良、ギクシャクする、息つきする
4、燃費が悪い・レスポンスが悪くパワー感もない
5、AT変速不良
6、エアコン不調
7、エアバック、ABS作動不良及びチェックランプ点灯
当社では、他の交換している個人・業者のように断線修理等で追加金額がかかり、結局高くなるような事はありませんが
コンデンサー交換・断線修理の作業になり、基本的に洗浄・コーティング等は、致しません
また、コンピュータ・電子パーツ等の修理を約束する作業ではありません
コンデンサー交換・液漏れによる目視及びテスターでの基盤断線修理・ハンダクラック修正の作業になります
以上をご了承の上、コンデンサーの交換をご依頼下さい